ブレーキ・ペダルをいっぱいに踏み込んだとき、床板とのすき間(踏み残りしろ)や踏みごたえが適当であるかを点検します。ブレーキには、ブレーキ・ペダルを踏む力を軽くするための装置がついています。それも一緒に点検しましょう。
ブレーキ・ペダルを2~3回み踏んで、踏っぱなしにしてエンジンをかけます。その時、ブレーキ・ペダルが矢印の方向に少し動けばOKです。
床板とのすき間が少なくなっているときや、踏みごたえがやわらかく感じるときには、ブレーキ液の漏れ、空気の混入によるブレーキのきき不良の恐れがあります。
パーキング・ブレーキ・レバーをいっぱいに引いたとき、引きしろが多すぎたり、少なすぎたりしないかを点検します。
ウィンド・ウォッシャ液の噴射の向きおよび高さが適当かを点検します。 ガラスに付着した油膜の状態も併せて点検しましょう。(雨の日の夜間走行中、前から対向車が来たときに、フロントガラスがギラギラして見ずらくなり危険です。)(油膜がついている時は市販の専用クリーナ等を使って早めに落しましょう。)
ワイパーを作動させ、低速および高速の各動作が不良でないかを点検します。 ウォッシャ液がきれいに拭き取れるかを点検します。
拭き残しがあると、雨の日の走行時に前が良く見えずに危険です。(早く交換しましょう。)ワイパのゴムが切れていないかも併せて点検しましょう。(切れているときは、早めに交換しましょう。)
エンジンが速やかに始動し、スムーズに回転するかを点検します。また、エンジン始動およびアイドリング状態で、異音がないかを点検します。異音は、「ガラガラ」「ゴロゴロ」「キーキー」というような音です。
もし、少しでも異常を感じたら、すぐに近くの「てんけん君のお店」で点検を受けてください。(エンジンがこわれた時は車は止まります。しかし、ブレーキがこわれると車は止まらずに、重大な事故を引き起こすことになります。)
エンジンを暖機させた状態で、アイドリングの時の回転がスムーズに続くかを点検します。エンジンを徐々に加速したとき、アクセル・ペダルに引っ掛かりがないか、また、エンスト、ノッキングなどを起こすことなくスムーズに回転するかを走行するなどして点検し ます。車を低速で走行させてブレーキをかけた時、ハンドルが取られたり変な音がしないかを点検します。
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