車の購入方法の上手な選択
クルマ売買の特殊性
『クルマ』と『モノ』、売買の違い。
クルマの売買は一般のモノの売買と異なり、登録、税金、保険などいろいろな社会制度と関係するために、販売店との間で必ず「契約書」を交わさなければなりません。クルマは高額商品ですから、買う側も売る側 も双方に信用できる相手であることが大切です。通常の売買のように、商品の受け渡しで両者の関係は終了せず、購入後のアフターサービスなどの継続的な関係も生じるからです。
新車と中古車の販売形態の違い
新車購入の場合 = 基本的にはメーカー別・車種系列別によって販売店が別 れていますが、「てんけん君のお店」ではすべての車種を取り扱います。
中古車購入の場合 = 新車販売店の中古車部門、中古車専業販売店、整備工場等に購入先が分かれています。購入先を選ぶ際、「自動車公正取引協議会」に加盟しているかどうかが信頼できる条件の1つとなります。
- 保証つき販売店頭に展示する以前に整備したもの、または受注後に整備して販売する形で、保証書を添付して販売する。
- 保証なし販売保証つき販売以外のもの。
クルマ選び
中古車は安いのが何よりの魅力ですが、前のオーナーの使用・管理・経年変化によって品質が千差万別 です。中古車選びは販売店選びが重要となります。販売店で選ぶときは、クルマの品質とともに“プライスボード”に記載されている走行距離数、修復歴、車検期間などのチェックを十分行いましょう。可能な限り実車を確認することが大切です。中古車は個人から買うと安くつきますが、具合が悪かった場合は修理費用を自分でまかなう必要があります。
購入時にかかる費用
付帯費用を念頭に!
車を購入するときには車両の本体だけでなく、必要とするオプションや装飾品の価格、また付帯費用(「税金」「保険料」「登録に伴う費用」)についても念頭に入れておきましょう。
契約内容の確認
あとでトラブルを起こさないためにも、購入時には「注文書」の契約内容(車名、型式、色購入条件、付属品の明細、価格、支払い条件、裏面 の特約条項など)をよく確認することが大切です。 契約成立前はキャンセルできますが、契約成立後は販売店に違反行為がない限り、原則的にはキャンセルできません。
クルマ購入の流れ
ステップ | 購入者が行うこと | |
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1 | 購入する車の選択 | 新・ 中古車・ 年式・ 車名・ 型式・ 排気量・ 形・ 色等・ ・ ・の検討 |
2 | 販売店との話し合い | 各種の条件(オプション、価格等)の確認 支払い方法の検討(現金・クレジット等) |
3 | 注文書の提出 | ユーザーの署名・捺印〈車庫証明手続き等の開始〉 |
4 | 販売店の契約成立意思表示 | 支払い方法の確定 、諸費用の払い込み(税金・自賠責保険料等) |
5 | 販売店での諸手続き | ユーザーの注文にもとづく修理・改造・架装・税金 ・自賠責保険等各種の手続きの代行登録 |
6 | 納車 | クルマの受け取り 現金一括払いの場合、代金の決済・分割払いの場合、頭金決済 |
ゆとりを持った支払形態に
クルマは高額商品のため、購入の際は分割払いが一般的です。クレジットやローンの仕組みをよく理解し、ゆとりをもった支払い形態を選ぶことが大切です。
購入時の各種支払方法
クレジット方式 | ユーザーがクレジット会社と金銭消費貸借契約を結び、購入資金の融資を受けて販売店・整備工場に一括して支払うシステム。ユーザーは、融資額をクレジット会社に分割して返済します。 ・ ・ ・ 信用調査のみで資金の融資が受けられ、支払いも銀行口座からの引き落としでOKと手軽で便利なため、この方式が最近の主流となっています。 |
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提携ローン方式 | 販売店・整備工場と金融機関との提携によるローン制度で、販売店・整備工場はユーザーに関する信用保証を、金融機関は融資と回収を行うものです。購入代金は一括現金で販売店・整備工場に支払われます。 |
銀行ローン | ユーザーが銀行から購入資金の融資を受けるシステム。金利は比較的安いが、手続きは煩雑。満20歳以上、勤続3年以上、一定の場所に3年以上住居、安定した収入、銀行と定期預金や公共料金の引き落としなどの取引がある、等が条件となります。 |
クルマの購入についてのご相談はお近くの『てんけんくん』のお店へ!